高知鋳型製作所では、高知県内でも数少ない船舶鋳鋼品の木型を製作しております。当社で製作する木型は大型のものが多く、長年木型製作をしてきた経験を持つ熟練の職人が、すべての木型を手作業で丁寧に製作しています。
木型とは
木型は鋳鋼品の製造工程で使用される、木材を材料にした鋳型の元となる型です。鋳型(いがた)とは、鋳造工程で溶かした金属を流し込み、製品の形状を作り出すための型です。製品の形状を決定する重要な役割を持ち、鋳造品の設計図を基に、職人の技術によって正確に作られます。これにより、鋳造工程で使用する砂型やその他の鋳型が作成され、最終的な鋳鋼品が形作られます。
木型のメリット
木型を使用する大きなメリットは、加工のしやすさとコストパフォーマンスの良さです。木材は軽くて加工しやすいため、複雑な形状や大きなサイズの型も容易に作ることができます。また、鉄やアルミニウムなどの金属に比べてコストが低いため、試作品や少量生産に適しています。さらに、木型は修正や変更が容易で、迅速な対応が可能なため、鋳造工程の効率を高め、製品の品質にも貢献します。
当社で製作した木型の実績は実績紹介をご覧ください。